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CASIO FIVA MPC-205にDebian Lennyをインストール(その7 SSHクライアントからの接続

さて,ようやくSSHクライアントからの接続方法です。WindowsではPuTTYを使った方法を。PuTTYはオリジナル版だと日本語入力に問題があるとかいう話ですが,エンコードをUTF-8,フォントをTerminalに設定したらオリジナル版でも特に問題なさそうでした。

PuTTYの解説は,検索すれば至るところにスクリーンショット付きで分かりやすく出てますのでここでは簡単に。

  • SessionのHost NameをLAN内で使うならFIVAのプライベートIPアドレスに,外部ネットワークから使うならグローバルIPアドレス(またはドメイン名)に
  • SessionのHost Portを先ほどSSHで設定したポート番号に
  • Window-AppearanceのFontをTerminalに(これはお好みで)
  • Window-TranslationのCharacter setをUTF-8に
  • Connection-DataのAuto-login usernameをFIVA(というかlenny)のユーザ名に

以上を設定すれば,とりあえずWindowsマシンからFIVAのlennyを操作することができます。

MacからSSHで接続する場合は,標準でついてくるTerminalが使えます。特に設定するところもなかったような…。

ssh 接続先アドレス -p ポート番号 -l ユーザ名

とコマンドを打ち,パスワードを入力すればつながります。らくちん。

…とまぁこんな感じでFIVAを別マシンから操作することができるようになりました。やれやれ。今後は色々とアプリをインストールしていこうと思います。

— posted by naoK at 23:09   [ linux ] Comment [0]  TrackBack [0]

CASIO FIVA MPC-205にDebian Lennyをインストール(その6 SSH公開鍵認証設定

ログインには公開鍵認証方式を使います。鍵の作成はサーバ側でもクライアント側でもできますが,原則としてはクライアント機毎に鍵のペアを作成し,公開鍵をホスト側に転送して追加登録するという形になります。

クライアント機がWindowsの場合

クライアント機がWindowsの場合,PuTTYを使った鍵の作成方法を紹介します。PuTTY Download Pageからputty-0.60-installer.exeをダウンロードし,インストールします。インストールしたフォルダの中にあるPuTTYgen.exeを起動します。するとgenerateというボタンがあるのでこれをクリック。マウスを色んな方向に動かすと鍵が作成されます。

マウスを動かし続けてプログレスバーが右端まで到達したら鍵のできあがりです。テキストボックスのKey passphraseにSSHでログインする際のパスワードを考えて入力し,その下のConfirm passphraseにも同じ文字列を入力しましょう。それが終わったらActionsのSave private keyとSave public keyを順に押して保存します。秘密鍵の名前はid_rsa.ppk,公開鍵の名前はid_rsa.pubとしておきましょう。

id_rsa.pubをUSBメモリ等にコピーしてサーバ機に持ってきます。ここからはサーバ機(FIVA)での作業です。もしユーザディレクトリの下に.sshというディレクトリがなければ作成し,パーミッションを700にします。

mkdir ~/.ssh
chmod 700 ~/.ssh

USBメモリでid_rsa.pubをサーバ機に持ってきた場合は,USBメモリを差し込んだ後,使えるようにマウントする必要があります。ついでに.sshディレクトリにコピーまでしてアンマウントしてUSBメモリを外せるようにするところまでのコマンドは以下の通り。他にUSBデバイスを使用している場合,もしかしたらsda1という番号ではないかもしれませんのでご注意を。

sudo mkdir /mnt/usb ←もしこのディレクトリがなければ作成。名前は何でも可
sudo mount /dev/sda1 /mnt/usb ←USBメモリをマウント。/mnt/usbでアクセスできるように
sudo cp /mnt/usb/id_rsa.pub ~/.ssh ←ida_rsa.pubを~/.sshにコピー
sudo umount /dev/sda1 ←USBメモリをアンマウント。この後取り外せます

PuTTYで作成した公開鍵はlinuxでそのまま使えないので変換し,同時に名前も変更。パーミッションを600にします。

cd ~/.ssh
ssh-keygen -i -f id_rsa.pub >> authorized_keys
chmod 600 authorized_keys

これでサーバ側の設定はSSHを再起動させて終了です。sudo /etc/init.d/ssh restartとコマンドを打ちましょう。次ページではUNIX(Mac含む)での鍵の作成方法を紹介します。

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— posted by naoK at 18:38   [ linux ] Comment [0]  TrackBack [0]

CASIO FIVA MPC-205にDebian Lennyをインストール(その5 SSHインストール

さて,日本語表示周りの設定ができたところで今度はSSHをインストールして他のマシンから操作できるようにしてしまいましょう。やっぱりFIVAの液晶は小さいし,キーボードは打ちづらいのでw

sudo aptitude install ssh でSSHをインストールします。まずは設定ファイルの編集から。

sudo cp /etc/ssh/sshd_config /etc/ssh/sshd_config.org ←念のため初期設定ファイルを残しておく
sudo vim /etc/ssh/sshd_config ←設定ファイルを編集
  • Port 22 を別の番号に(これはお好みで)
  • PermitRootLogin yes をnoに
  • #PasswordAuthentication yes をPasswordAuthentication noに(先頭の#も削除)
  • AllowUsers ユーザ名 をどこかに追加

変更する点はこんなところでしょうか。設定変更が終わったら,sudo /etc/init.d/ssh restart でSSHを再起動。ここで設定したポートにアクセスがあったらFIVAに接続するようルータの設定もしておきましょう。ルータの設定の方法はここでは省略します。

次回はクライアント機で鍵を作成し,ホスト機に公開鍵を登録する方法を解説したいと思います。

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3/22追記:すみません,せっかく書いた文章ですが,やはり原則的な方法を先に紹介することにします。以下の記述はまた別にエントリします。

ログインには公開鍵認証方式を使います。鍵の作成はサーバ側でもクライアント側でもできますが,説明の都合上,サーバ側で鍵を作成して秘密鍵をクライアントに設置する方法を採ることにします。鍵の作成は,ssh-keygenとコマンドを打ちます。すると,

Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/home/ユーザ名/.ssh/id_rsa): ←そのままEnterを押す
Created directory '/home/ユーザ名/.ssh'
Enter passphrase (empty for no passphrase): ←SSHでログインする際のパスワードを考えて入力
Enter same passphrase again: ←上で入力したパスワードを再度入力
Your identification has been saved in /home/ユーザ名/.ssh/id_rsa.
Your public key has been saved in /home/ユーザ名/.ssh/id_rsa.pub.
The key fingerprint is:
01:23:45:67:89:ab:cd:ef:fe:dc:ba:98:76:54:32:10 ユーザ名@ホスト名

といったようなやり取りでid_rsaとid_rsa.pubという2つの鍵ファイルが作成されます。このうち公開鍵であるid_rsa.pubをauthorized_keysというファイル名に変更し,パーミッションを600にします。

cd ~/.ssh
mv id_rsa.pub authorized_keys
chmod 600 authrized_keys

ここまできたら,あとは秘密鍵をクライアント機に移すことになります。ネット経由の移動は避け,FDかUSBメモリ,CF等のメモリカードを使うことを推奨します。USBメモリを使う場合,以下のような感じで作業を進めます。

sudo mkdir /mnt/usb
sudo mount /dev/sda1 /mnt/usb ←USBメモリを使えるように
sudo cp id_rsa /mnt/usb ←秘密鍵をUSBメモリにコピー
sudo umount /dev/sda1 ←USBメモリを取り外せるように
rm id_rsa ←サーバの秘密鍵を削除

SSHのインストール編はここまで。クライアント機の設定に続きます。

— posted by naoK at 21:57   [ linux ] Comment [0]  TrackBack [0]

CASIO FIVA MPC-205にDebian Lennyをインストール(その4 日本語関係設定

その3までで一応インストールが完了したわけですが,必要最低限の初期設定を済ませてしまいましょう。

まずは日本語表示関係。ssh入れて他のマシンからしか使わないよ!って人には関係ないかもしれませんが,何らかの原因でFIVAで直接作業しなければならなくなった場合に困りたくない人はやっておいたほうが良いでしょう。特に今回はtiarraの設定ファイルに日本語が使われていますので。現在のlinuxカーネルの制限により,コンソール上では日本語の表示が化けてしまいます。vimで設定ファイルを編集し,フレームバッファを使えるようにします。suでrootになってから,vim /boot/grub/menu.lst として,

# defoptions=

という行を

# defoptions=vga=789

のように編集し,その後 update-grub とコマンドを叩きます。一度再起動し,jfbtermと打てば日本語表示ができるようになります。

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ちなみにlennyでのデフォルトのエディタはnanoです。好みによってvimを標準で使いたい場合があると思いますので,その変更方法を。 suでrootになってから,update-alternatives --config editor とコマンドを打つと標準で使うエディタを選択できます。使いたいエディタの番号を入力すればできあがりです。

この後日本語入力メソッドと変換エンジンをaptitudeでインストールしていきますが,インストールするたびにrootになってまたexitして…というのが面倒なので,先にsudoを入れます。sudoを入れるのにはやっぱりrootにならなければいけませんので,suを実行してからaptitude install sudoでインストール。そして自分をsudoの許可リストに入れます。rootのままvisudoと打って, /etc/sudoers を編集します。

#User privilege specification
root    ALL=(ALL) ALL

という行の下に

ユーザ名    ALL=(ALL) ALL

と追加しておきましょう。

sudoが使えるようになったらuim-fepとuim-anthyをインストールします。sudo aptitude install uim-fep uim-anthyとコマンドを打てば一度で両方インストールできます。sudoで要求されるパスワードは現在ログインしているユーザのものです。http://debian.fam.cx/index.php?Japanese#content_1_27にもある通り,コンソールでは全角/半角キーなどが使えないんだそうです。なので起動切り替えキーとしてCtrl+¥を割り当てます。vim ~/.uimとコマンドを打って,

(define-key generic-on-key? '("zenkaku-hankaku" "<Shift> " "<IgnoreShift><Control>¥¥"))
(define-key generic-off-key? '("zenkaku-hankaku" "<Shift> " "<IgnoreShift><Control>¥¥"))

という内容のファイルを作成すれば,jfbterm上でuim-fepと打ってuim-fepを起動してからCtrl+¥でON/OFFができるようになります。これで日本語関係の設定は一応終了です。

ここまで日本語関係のことを書いてきたわけですが,これは通常のコンソール上で日本語が正しく表示されないにもかかわらずaptitudeの進行状況や各種メッセージが日本語で出力されるためで,そもそもこのメッセージが英語なら問題ないんじゃね?という話もあるわけで(今更

export LC_MESSAGES="en_US.UTF-8"

とコマンドを打てばメッセージが英語になります。ご参考までに。

— posted by naoK at 21:49   [ linux ] Comment [0]  TrackBack [0]

CASIO FIVA MPC-205にDebian Lennyをインストール(その3 インストール完了まで

ブートローダが立ち上がったらもうFDDは必要ないし,つけっ放しだと余計なアクセスがあって時間がかかってしまうので引っこ抜いておきましょう。最初の Choose language で Japanese - 日本語 を選択すれば以後日本語メニューになるので気分的に楽ですw

利用するキーマップは日本(106キー),するとしばらく自動でインストールが進んでいきます。プライマリネットワークインターフェイスは内蔵LANポートを使うのであれば eth0: Realtek Semiconductor Co., Ltd. RTL-8139/8139C/8139C+ ですね。DHCPの自動設定後,システムのホスト名を入力しますが,これは同一ネットワーク内で重複しなければdebianでもlennyでもfivaでもなんでも好きな名前をつけてあげればいいと思います。次にネットワークのドメイン名を指定することになりますが,特に必要がなければここは空白でも構わないようです。

さらに自動でインストールが進み,ディスクのパーティショニングに移ります。

今回はWindowsとのデュアルブートにしますのでパーティショニングの方法は手動を選択。このマシンにはBモードで立ち上がるmidori linuxがインストールされていますが,ftpとmp3プレイヤーの機能しかないlinuxなど必要ないので,このパーティションと,Windowsとの間にあるよく分からない8.2MBの領域を統合してlennyのswap領域として使用することにします。そしてこれらとWindows領域を除いた残りの部分をlennyに使うことにします。lenny用としてさらにパーティションを分割してもいいし,lennyで一つのパーティションでもいいし,ここら辺はディスク容量と考え方次第でしょう。これについてはDebian でのパーティション分割partmanが参考になるかもしれません。今回はlennyに使えるディスク容量が3.3GBほどしかないこともあり,一つのパーティションとしました。

マウントポイントを/(ルート),利用方法をext3(ext2でもいいけど)と指定,起動フラグをオンに設定し,パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込みをすれば,いよいよベースシステムのインストールが始まります。

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ベースシステムのインストールが終わったらroot(管理者)のパスワード設定画面になります。2度同じパスワードを入力したら次はユーザ名とユーザパスワードの設定をします。これが終わるとパッケージマネージャ(apt)の設定に移ります。Debian アーカイブミラーの選択は日本,ftp.jp.debian.orgを選択すれば良いと思います。プロキシの設定は空でOK。ここでしばらく時間がかかります。途中で聞かれるDebian パッケージ利用調査への参加は任意です。ソフトウェアの選択では何も選びません。ラップトップと標準システムに * がついていると思いますが,両方スペースキーを押して選択から外します。

最後に,インストール済みのWindowsが検出されてMBRにgrubをインストールするか聞かれますので,はいを選択。すると自動的にブートメニューを作成してくれます。これが終わるとCDを取り出してくださいと表示されるのでそのまま続行するとシステムが再起動し,インストールが完了します。lennyが立ち上がり,ユーザ名とパスワードを入力してログインできれば成功です。お疲れ様でした。

現在の問題点としては,なぜかlennyの再起動時にコケます。正常に終了してCASIOのロゴが表示されるんですが,そこでフリーズドライ。電源断からの起動はできる。うむー。要調査です。

— posted by naoK at 21:02   [ linux ] Comment [0]  TrackBack [0]