今日は会社の後輩から聞いたお話をしてみます。
さて,それは後輩(以下ちっち)が夜仕事を終え,家路に着くときのこと。
彼の最寄り駅は埼玉県にある川口駅。ここです。
ここからバスで更に奥地に帰るのですが夜遅く(といっても10時過ぎくらい)はバスが無い。
なのでタクシーに乗ろうとタクシー乗り場に歩いていきました。
すると,タクシー乗り場で女の人がタクシーに乗り込んだのが見えたそうです。でも,少ししてその人はタクシーから降りていってしまいました。
ちっちはそのまま歩き,その女の人が一旦乗ったタクシーに乗って家に帰ったそうなのですが。
やはりさっきの女の人のことが気になります。運転手さんに聞いてみました。
"さっき,このタクシーに女の人が一旦乗ってましたよね?"
すると運転手さん,"ええ,そうなんですけどね…"と話し始めました。
もっと読む»運転手さんが言うには,その女の人は第一ホテルに行きたかったそうなのです。第一ホテルといってもありふれた名前。"どちらの第一ホテルですか?"と聞くと,女の人は携帯でホテルに連絡を取っている様子。
そのうちに運転手さんに携帯を渡し,"ホテルの方と繋がっているので,申し訳ありませんが道順を聞いてもらえませんか"とのこと。
運転手さん,携帯を受け取りホテルの方と話してみました。ホテルの方が,"それで,どちら方面からお越しですか?"と聞くので"今,埼玉県の川口にいるんですけど"と答えたら,ホテルの方がたいそう驚いている様子。
何故だろうとよくよく聞いてみると,"こちらは河口湖の第一ホテルなんですが"と言うではありませんか。河口湖って言えば富士山のほとり,富士五湖の一つです。ここです。
なんとその女の人,素で埼玉県の川口と山梨県の河口湖を間違えたらしい。まぁ,声に出せば同じ"かわぐち"なんですけどね。
ちっち:"じゃぁここから河口湖まで乗せていけば大儲けじゃないですか"
運転手:"ええ,確かにそうなんですけどね。でもお金がかかりすぎるし,なんかその人普通じゃないような気がして"
…確かに。普通じゃないよ,それ。
でも,田舎から出てきたようでもなく,標準語で話していたらしいし。
結局その女の人はタクシーを降りてどこへ行ったのか,分からないのですが。
世の中,いろんな人がいるものだなぁと思った一日でした。
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