去年も見てきた理化学研究所の一般開放。今年も行ってきましたですよ。実験!実験!
昨日の夜,ふと "そういえば理化学研究所の一般開放っていつ頃なんだっけか" と気になって仕方がなくなり,HPを見てみたらばドンピシャのタイミングでした。もうこれは運命ですね。行くしかないと。
去年の反省を踏まえ,今年はお昼過ぎには研究所入りをしました。なんか自転車置き場が広くなってるしw それだけ近所の人たちの関心も高いということなんでしょうね。
さて,今年も両親と行ってきたわけなんですが,なんか知らないけどものすごく一生懸命見てるんですよ。全部で100以上も展示があるのに,一つの展示を回るものすごくペースが遅い。結局去年と同じくらいしか見て回れなかった…。展示パネルの解説は,何の知識もない人にはちょっと難しいところもあったり。でも,そばに解説してくれる人がいるので,その説明を聞くとなるほどなぁと理解できるんです。まぁ展示スペースも限られているし,あまりたくさん文章が書いてあっても読みたくないし,これはある程度仕方のないことなんでしょうね。
もっと読む»今回印象的だったのは,こころと頭に関する分野。鬱とか躁とかアルツハイマーとか。
- 人間の脳細胞は生まれてくるまでにだいたい完成してしまうそうなんですが,大人になっても成長する部分が二カ所あるということ。
- そのうち海馬については,その機能が低下してしまうと精神的なバランスが崩れてしまう,つまり躁鬱などに関係があるということ。
- 躁鬱についてはミトコンドリアDNAの働きが関係しているらしいこと。
- アルツハイマーについても海馬が関わっていること。
- アルツハイマーの原因物質はβアミロイドとタウタンパク質が主犯らしいこと。
- βアミロイドを分解する酵素にネプリライシンというものがあること。
- ネプリライシンを増やす物質としてソマトスタチンというものがあり,これが将来アルツハイマー病の予防・治療薬になる可能性があること。
あとは(日本の)赤ちゃんが言葉を識別する過程において,生後6〜7ヶ月くらいまではLとRの発音の区別ができているらしいこと。でもその後は区別できなくなってしまうけれど,急速に言葉を覚えていくこと。要するに,日本語の発音ではLとRの区別がないために識別の必要がなく,その代わりにほかの情報をどんどん取り入れていっているのではないかということ。どれも非常に興味深い話ばかりでした。
年に一度,一日限りの一般開放ですが,本当に来場者が多いんですよねぇ。みんなどこからこんな情報を仕入れてきてるんだろうか。それから,一見とっつきにくいこういった分野にこれだけの人たちが興味を示すというのも面白いことだなぁと。願わくば4月の最初の方に解放してくれれば,桜も楽しめて最高なんですけどね。いや,研究所内は桜並木がすごいんです。できればここで働きたいくらいw
こういったイベントは,運営する人たちも大変だと思います。解説員の皆さんも休日を返上して働いているわけだし,ありがたいことです。ま,二度あることは三度ある。来年もきっと,前日ふと気になって理化学研究所のHPをチェックし,そのタイミングの良さに驚いて一般開放を楽しんでくるに違いない :)
そして…
遂に転職ですか!(ぉ